司町二丁目町会長 古川 武 氏(ふるかわ たけし)平成11年4月〜平成21年6月
町会長いんたびゅーの第2弾としてお招きした今回のお客様は 古川 武 連合町会副会長(司町二丁目町会長)です。 7月11日(火)午前11時 神田公園区民館5階会議室で約1時間半にわたり、お話を伺いました。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ |
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まず、司町二丁目町会の自慢(大切にしているもの)についてお尋ねしました。
それは、先人から受け継がれている町会の神輿です。どこの町会も皆同じ思いでしょうが(笑)。祭り好きで、各地区の神輿を見てきましたが、司町二丁目の神輿はどこにも負けないと思っています。神輿の蕨手には、18金で作られた鯉の滝登りを施してありますが、私の父親の世代に、町会の発展を祈念して作られたものです。※蕨手(神輿の屋根の四隅の蕨のように丸まっている部分。小さな鳥の飾りがついていることが多い。) それともう一つ、それは町会長が代々引き継いできたことですが、『町会は一つの家族である』という強い思いです。親である役員、母親役の婦人部、そして子供が青年部や町会の皆さん。家族で一つになって支えあって町会を盛り上げると言うことです。 |
![]() 町会長になって、良かった事は、親が大変お世話になったこの地域に恩返しができる機会をいただいたということです。地域のお役に立つことで、子どもとして少しでも、お返しができたらと思っています。また、町会長としての人との出会いや繋がりを通して、様々な考え方を学ぶことが多く、勉強になります。 |
司町二丁目をアピールしていただけますか。
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子どもの頃のお話や、趣味、これだけはというこだわりなどをお聞かせいただけますか?
![]() 趣味は、全国の神社、仏閣を巡ってお参りすること。「江戸からお参りに来たのですが、お札を貼らせてください」と納札をしてきます。千社札は数十種類持っています。ほかに、旅行も好きで、各地のお祭りを年に二回ほど見に行きます。九州の唐津のお祭りやおわら風の盆などです。今年は岸和田のだんじりを見に行くのが楽しみです。 (写真は中学一年生の頃神田公園で) |
![]() 「神田っ子」のネームバリューを背負っていると、周囲も立ててくださり高いお席をいただいたりすることがある。自分としても、「神田っ子」としての気概をもって恥ずかしくないように振舞いたいですね。「神田っ子のやせ我慢」って言ってね。器量も無いのに、螺鈿のお札とか作って配っちゃうんだから。(はっはっは) |
![]() 一生懸命やっていれば、人は見ていてくれる。やっぱりなにより謙虚さを大切にしたいですね。 |
「大好き神田」について伺います。
僕の世代じゃ、パソコンもないし、「大好き神田」はまだ見た事ないが、町会長会議でも一度是非機会を作って勉強会なんかして、見てみようという話がでている。このインタビューが何回か続いていくうちに他の町会長も見ると思いますよ。若い人の発想で進めていけばいいと思います。 |
最後にもう一言お願いしました。
町会の発展の為に、若い人は、謙虚な気持ちで先人や長老を立て、教わりながら、祭りなんかもやっていって欲しいですね。 昔は町会員が3,000人もいた頃がある。今はその10分の1近くになってしまった。これからの、若い人にはそういう意味でも頑張って欲しいし、行動力に期待しています。 地域の為に、司町二丁目町会は一致団結して協力しますよ。神田公園地区連合町会は区内でも一番の連合町会だと自負していますからね!!(笑顔・笑顔・笑顔) |
![]() 次回は、奥津連合町会副会長(小川町北部一丁目町会長)をご紹介いただきました。 (写真は斎藤月岑の顕彰碑) 斎藤月岑顕彰碑除幕式典 H16.11.27sat |
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