千代田区・神田公園地区連合町会のサイトです。

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神田公園地区フェスティバル


神田公園地区フェスティバル

令和6年11月23日(土)に、神田公園地区連合町会による地域活性化事業として、「神田公園地区フェスティバル」が開催されました。

神田と言えばの"お祭り"をテーマにした「もっと知って神田公園地区」と、こどもたちが楽しく身体を動かせる「神田プロレス&こどもフェスタ」の2部構成で行われました。

町会活動やお祭りの歴史、作法に触れて頂き町会の素晴らしさ、楽しさを知って頂くことで町会への加入につなげていきたいという目的で、神田公園地区連合青年部の皆さんが中心になり企画・立案をしたイベントになります。




開会式

司会進行を務めるのは神田プロレス代表の根岸雅英さんと宮森セーラさんです!

開会式の前に、神田公園地区の全町会長にリングに上がっていただきました。
町会長の皆さんがリングの上で楽しそうにぴょんぴょんはねられており、普段お目にすることができない光景を見ることができました。

中曽根連合町会長に開会のご挨拶をいただきました。
町会長がリングを後にし、いよいよ第1部の「もっと知って神田公園地区」の開始です。




第1部「もっと知って神田公園地区」

開会式後は、第1部の「もっと知って神田公園地区」の開始です。

まず最初に、現役町会長・青年部長によるトークセッションです🎤
お話を伺ったのは、中曽根連合町会長、多町一丁目町会田畑町会長、小川町二丁目南部町会高野青年部長です。

中曽根連合町会長には、神田公園地区の由来についてお話いただきました。

多町一丁目町会田畑町会長には、神田といえばの「神田祭」についてお話しいただきました。
町内会費とお祭りの会費は分けて徴収しているそうです。
神田祭はとても楽しく、盛大に盛り上がる祭りだとおっしゃっておりました。

高野青年部長には、太田姫稲荷神社の例大祭についてお話を伺いました。
神田祭との違いとして、町会ごとに神輿を担ぐのではなく、一基の宮神輿を氏子4町会で担ぎ渡していくというリレー方式であるなど、詳しくお話されておりました。

最後に中曽根連合町会長に神田にとっての「神田祭」とはについて伺いました。
神田のバックボーンであり、アイデンティティであると皆さんに強く伝えておりました。



続いて、「先取り!おとなもこどももお祭り体験」です!


お祭り衣装の着こなしのこつや、御神輿の担ぎ方のレクチャーなどを行いました。
レクチャーしてくれるのは、神田睦會会長の日比さんです。


まず最初に、祭衣装の着方について実際に行っていただきました。
着方の順番については、以下のとおりです!
〇ダボシャツ ※半被の下着になるもの
〇半股引(はんだこ)or股引(ももひき) ※どちらを選ぶかは好み
〇腹掛け ※着用については好み
〇足袋(たび)
〇半纏 ※左襟が前になります
〇帯
〇ハチマキ
☆完成です☆

※女性の髪型はお団子がおすすめだそうです!

続いて、御神輿の担ぎ方についてレクチャーいただきました。
実際に目の前で見ると、とても迫力がありました!
今年の神田祭が待ち遠しいですね…







第2部「神田プロレス&こどもフェスタ」

14時からは、第2部の「神田プロレス&こどもフェスタ」の開催です。

「ちびっこプロレス教室」
リングにあがり、現役プロレスラーとトレーニングします。
前転や後転などを行いました。

最後には、現役プロレスラーの清水来人選手vsちびっこ達との相撲がありました。
子供たちは、豪快に清水選手を投げ飛ばしていました。
子供たちのパワーは恐るべしですね💪



14時30分からは、「ドッチビー体操と体験がありました」

まずは、ドッチビー応援グループである「ドッチビー10」の方と一緒にドッチビー体操を踊りました。
「ドッヂ ドッヂ ドッヂビー!~♪」のメロディーが今でも頭に残っています。

準備体操の後は、実施にドッチビーの体験です。
的あて、わっかくぐり、ゴールにシュートなど様々や遊び方ができました。
以外と真っ直ぐに飛ばすのが難しいですが、みんな上手に飛ばしていてビックリしました。
中々上手く飛ばせない子も、指導員の方のアドバイスで上手に飛ばせるようになっていました。




フットサルコートでは、子ども神輿体験と昆虫将棋体験ブースがありました。

〇子ども神輿体験
お祭りの衣装に着替えて、声を合わせて「わっしょい」と小川広場に響かせながら、フットサルコートを一周しました。
親御様は、お子様の素敵な写真が撮れたのではないでしょうか。

〇昆虫将棋体験ブース
シンプルなルールで、簡単に遊べる将棋ゲームです。こども達はもちろん大人の方まで、一緒になり楽しまれていました。



神田プロレスが始まる前に、樋󠄀口千代田区長にお越しいただきました。




神田プロレス試合開始

15時15分よりプロレス第一試合目の開始です。

〇第一試合 30分1本勝負
      神野聖人・中野貴人vs今井礼夢・松崎和彦

中野貴人選手大きな刀を持っての入場で、とても迫力がありました。
今井礼夢選手ですが、生まれつき耳が聞こえない先天性難聴の障害を持っています。しかし、全力で大きな相手選手にぶつかっていく姿を見て感動しました。今井選手がピンチの時は子どもたちが旗を振るジェスチャーで応援していました!

結果は、神野聖人・中野貴人の勝利!!



〇第二試合 30分1本勝負
      神田カレーマスクvsBLACKめんそーれ

神田カレー街活性化委員会公認レスラーの神田カレーマスクの登場です。

開始早々お互いリングから降り、両者リングアウトで引き分けになりました。
このまま終了してしまうのかと思いましたが、無事再戦されました!

登場から試合終了まで「カレー、カレー」の掛け声が飛び交っていました。
それに負けじと「めんそーれ、めんそーれ」のコールもありました。

試合後半から、「めんそーれ」コールの後押しもあり今回はBLACKめんそーれの勝利!!



〇第三試合  60分1本勝負
       那須晃太郎・佐藤恵一vs清水来人・高岩竜一

神田プロレス選手会長の那須晃太郎と正則学園高校OBの佐藤恵一のコンビです!

佐藤恵一選手から試合前にシールのプレゼントがあり、子どもたちから大人気でした!
こちらもリング内では収まらず、お客さんの前で迫力ある試合を行なっていました。
互いに一歩も譲らない大接戦で、最終試合に相応しい盛り上がりを見せていました。

結果は那須晃太郎・佐藤恵一の勝利!!!



全試合が終了後、今回出場いただいたプロレスラーの皆さんがリング上に登壇いただきました。

那須会長より、ご挨拶をいただきました。
今回の開催を機に、神田プロレスを毎年行なって行きたいとおっしゃっていました。

最後に、神田カレーマスクより恒例の、「1、2、3、ルー!!」の掛け声があり、最後まで盛り上がりを見せてました。




閉会式

16時30分より、閉会式を行いました。
リング上には、今回中心となって動いていただいた青年部長の皆さんに登壇いただきました。
そして、神田カレーマスクに負けじと、高野青年部長より「1、2、3、ダァー」の掛け声をいただきました。

その後中川連合青年部長より、閉会の挨拶をいただきました。
最後に錦町三丁目町会前田町会長より、木遣りと神田一本締めで、神田公園地区フェスティバルは終了となりました。

青年部長をはじめ、プロレスラーの皆さん、関係者の皆様大変お疲れ様でした。

最後に、中川連合青年部長より「神田公園地区フェスティバル」を振り返ってのお言葉をいただきましたので、ぜひご覧ください。



神田公園地区連合青年部としてコロナ禍が収束しつつあった2022年11月13日に地域の子供達、住民の皆さんに元気を出していただきたいという思いから「神田プロレス&こどもフェスタ」を開催しました。何年も多くの人が集まる機会が奪われ、子供たちが大声で遊びづらい世の中になってしまったことへのささやかな反発でもありました。当日は多くの子供が集まりプロレス体験など大きな声を出しながら笑顔で楽しそうにはしゃぐ姿を見ることができ、寒さも疲れも吹き飛ぶ経験となりました。発案から実施まで僅か数か月という強行日程でしたが前連合青年部長である小川町二丁目南部町会・高野さんの強力なリーダーシップと連合町会のバックアップのおかげで無事に開催することができました。
今回の活性化事業は今年の2月頃より本格的に取り組みを開始し、コンセプトは神田公園地区での新たな町会員獲得の為のイベント、というものでした。町会員が転居や高齢化などで減り続ける現状に危機感を抱き、少しでも町会員が増えるようなイベントをやりたい…その一点だけでした。同時に「連合青年部なんて年に何回か集まって酒を飲んでいるだけじゃないか」という厳しいご指摘を頂戴し「このままじゃいけない」という危機感を抱きました。しかし神田公園地区での活性化事業はホームページ「大好き神田」の運営がほとんどで、人を集めての大規模イベントは約15年間行われていませんでしたので準備段階から本当に大変な苦労がありました…きっと各青年部長も町会長の皆さんも「何をどうしていいのやら」状態だったはずです。何度も今回は無理かも…と思うこともありましたが、青年部長同士で励まし合い「たとえ失敗してもいいから、力を合わせてイベントを開催することが重要で、その姿を子供たちや周りの人が見てくれてたら何かが動き出すかもしれない」その思いだけで当日を迎えました。
当日は最高の天気に恵まれたにも関わらず来場者数は伸び悩み、新規の町会員獲得という目標は達成することが出来ませんでした。「失敗」であったと反省したいと思います。周知不足やターゲット層を明確にする事ができませんでした。開催時期も11月で非常に寒く屋外でやるイベントとしては厳しかったと思います。

しかし…力を合わせればこのようなイベントを実際に開催出来るんだと全員が実感出来たのではないでしょうか。この事こそこれからの原動力になっていくと私は強く信じています。

 協力して下さった全ての方に心からの感謝を。集まって下さった全ての方に心からの感謝を…
そして何より動き出したこの流れがより大きくより強くなって、いつまでも続いていくことを心から願い今回の活性化事業の振り返りとしたいと思います。

本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

神田公園地区フェスティバル実行委員会委員長
神田公園地区連合青年部長

中川義崇


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