令和6年神田公園地区連合町会新年懇親会
令和6年1月11日(木)午後6時より一ツ橋の如水会館において毎年恒例の新年懇親会が開催されました。
神田公園地区20町会の町会長はじめ町会役員、ご来賓を含む総勢62名の皆さんが出席し、和やかに新年のご挨拶を交わされました。
午後6時の開会から天野連合町会庶務理事の司会で会は進行し、はじめに堀井連合町会副会長より開会のお言葉、続いて中曽根連合町会会長よりご挨拶がありました。
堀井副会長は、令和6年は昭和99年、平成36年となります。被災された皆様方には神田公園地区からも心配の声が上がっておりますけれども、我々は日本の経済を回すために新年会を明るく楽しく、先人たちの多くの想いを讃えながら新年会を開会したいと思います。と、1月1日に発生した能登半島地震に触れながらご挨拶されました。
続く中曽根連合町会会長は、
「今年は天気も良く、穏やかなお正月を過ごされたと思います。ところが現在能登の方では大変なこととなっております。心よりご冥福とお見舞いを申し上げます。
私事でございますが、連合町長会長を受けまして丁度半年でございます。もう半年かとも思いましたが気分的にはまだ半年でございます。まだ先が長いのかなと思いまして歴代連合町会長の方のご苦労がよくわかると思いました。
昨年は色々な行事がございましたけれども一番印象に残っているのは千代田小学校30周年記念行事でございます。今から30年前に公共施設適正配置があり、当時は様々な議論があり喧喧諤諤でございました。その頃私の父親ともそんな話をしましたが、なんであんなに良い小学校を潰すんだ!と父親が言うのを見て、これは神田のアイデンティティなのかなというふうに思いました。そして餅つきや縁日などの地道な町会の行事を通じて神田のアイデンティティを育んでいくのは我々の使命なんじゃないかというように思います。そして今年も皆さんと共に元気な神田、そして誇れる神田を目指して皆さんと共に前へ進んでいきたいと思います。」
とご挨拶いただきました。
続いてご来賓の皆さまよりご祝辞をいただきました。
※山田議員は次の公務が入っていたため、開会前にご挨拶の後お帰りになられました。
樋口高顕千代田区長
『中曽根連合町会長からお話のありました公共施設適正配置についてはそれぞれの想いがある中で、昨年の千代田小の30周年、きっと街の先輩方は色々な想いを持って見守っていただいたのだろうと思いましたし、お茶の水小学校は4月以降に新校舎での生活が始まります。錦華公園は工事が少し遅れているのですが、春以降しっかり皆さんに開放していくというところでございます。
こうした中で昨年は素晴らしいお祭りがございました。中神田13ケ町連合と神田中央連合の本当に素晴らしい神輿巡行・宮入りがあって地域が沸いたなと感じました。私は宮入りでお迎えさせていただきましたが、やはり神田の力だなとまざまざと実感させていただきました。
また11月には区民体育大会があり、人工芝にして正解だったのではないかと思いました。当日は小雨でしたが、午後にはだいぶ乾いて、あれだけの速乾性のある外堀グラウンドはなかなかないため、是非とも今後とも区民の皆様に愛していただければと思っております。さて、本年は太田姫稲荷が本祭りだと伺っております。こちらの2町会の皆様におかれましてはご準備等大変かともいますけれども是非とも地域が沸いて活力ある街に繋がっていければと思っております。出張所を先頭に地域コミュニティをしっかりお支えしてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。』
秋谷こうき区議会議長
『はじめに能登半島地震により亡くなられた方々にご冥福をお祈りいたしますとともに、被害に遭われた方々の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
毎日地震のニュースを見ておりますとやはりそう言った時に助け合っているのは地域の力であり、地域の方々が力を合わせて災害を乗り越えているんだなと思うところでございます。コロナも落ち着き、街も賑やかになってまいりました。千代田区議会といたしましても千代田区が、そして神田公園地区がもっともっと盛り上がるように全力で頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。』
海江田万里衆議院議員
『先ほど来お話がございますように、能登半島地震はまだまだ安心することはできませんが、私たちにできることというのは1つはやはり、いつ何時直下型の地震が来ないとも限りませんから、改めて自分のお住まいがどうなっているのかの確認をするということ。もう1つは、私は国会議員でございますので、早く財政面で1つの国の姿勢としてもっと積もうじゃないかと言うことでございます。野党も与党もどういうタイミングでやるかと言うのはいろんな意見がありますが、党首会議にて1兆円という事で意見がまとまっております。あまりイメージが湧かないと思いますが1億人が1万円ずつ出すと1兆円になるわけです。全て使い切るかどうかはわかりません。少なくとも今回の能登半島地震に対しては私たち一人一人が1万円づつ国のお金として出すんだと言うことで考えていただきたいと思います。
中曽根連合町会長がおっしゃっていた公共施設適正配置については私も久しぶりに耳にしました。私が議員になった時が丁度公共施設適正配置で千代田区が揉めていたと言うか、あまり賛成する人がいませんでした。ただ長い目で見ればやはりやらなければいけないんだと言うことで、やっと30年かかって落ち着いてきたかなと思います。
今年1年、皆様にとりまして価値の多い、そして健康第一でございますので健やかな1年になるよう祈念申し上げます。』
その後、ご来賓の方々のご紹介が行われました。
続いて乾杯のご発声は高柳連合町会顧問です。
「私たちの日本列島は正月から大変な災害に見舞われました。まだ被害に苦しんでいる方々が大勢いると聞いております。この方々にはまずはお見舞い申し上げます。とはいえ、新年であります。ここはひとつ、皆様の今日、明日、そして1年の健康と地域社会ひいては神田公園地区の発展のために乾杯の唱和をお願いしたいと思います。」とお話しされ、出席者皆様で乾杯の唱和をし、その後は美味しい料理を楽しみながら和やかにご歓談となりました。
ご歓談の様子もご紹介します。
さて、賑やかな会は時間が過ぎるのも早く、あっという間に中締めの時間になってしまいました。中締めのご挨拶は岩崎連合町会顧問です。
そして閉会の前には毎年恒例、錦町三丁目町会の前田会長による木遣りです。今年は岩崎顧問によるお呼び出しで多くの方がご登壇。
会場である松風の間に木遣りが響き渡ります。
そして今年は神田一本締めではなく、三本締めにて会を締めました。皆さんの手拍子が綺麗に決まりました。
手締めの後は小林連合町会副会長による閉会のご挨拶です。
新型コロナウイルスが5類に移行し、昨年は多くの行事が例年通りの開催を行うことができました。
今年も太田姫稲荷の本祭りを始め、様々な行事・イベントが神田公園地区にて開催されます。神田公園地区連合町会HPもイベント情報を発信し、地域の活性化に貢献できるよう邁進していきます。
神田公園地区の皆さまにとってたくさんの笑顔あふれる一年になりますように。