千代田区・神田公園地区連合町会のサイトです。

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平成30年度 九町会防火防災訓練

平成30年9月1日(土)の午前中、神田児童公園にて、神田駅近くに位置する九町会による合同の防火防災訓練が実施されました。(九町会…内神田美土代町会、司町一丁目町会、司町二丁目町会、内神田旭町々会、内神田鎌倉町会、多町一丁目町会、多町二丁目町会、神田鍛冶三会町会、神田橋町会)

昨年はせっかく準備をしたものの、当日に雨が降ってしまい中止になっていたこの訓練。
今年も事前の予報ではなんだか微妙な天気でしたが、「今年こそは実施を!」と思っていた町会の皆さんの祈り(気合?)が天に届いたのか、曇り空ながらも雨は降らず。総勢200名の方たちが無事に訓練を受けることができました。

訓練では九つの町会を4グループに分けて、次の4つの訓練を交代で行い、その際にいろいろなアドバイスをいただきました。聞いたことのあるアドバイスであっても消防署の方(プロ)の口から語られると言葉の重さが違うように感じられ、その重要性を改めて認識することができました。
(1)初期消火訓練
  ・訓練用の消火器を用いて、消火器の使い方を学びました。
  ・火が天井に燃え移ったら"消火ではなく避難"という指導がありました。

(2)通報訓練と煙体験訓練
  ・119番通報の際は落ち着いて、場所や物を特定しやすいように話しましょう。
  ・火事の煙は吸わないように、タオルが無かったら着ている服の袖などで口を塞ぎましょう。

(3)応急救護訓練
  ・意識や呼吸の確認、心臓マッサージ、AEDの使い方を学びました。
  ・周囲にいる人との連携や役割分担が大事です。遠慮せずに協力を要請しましょう。

(4)起震車体験
  ・震度7までの地震を体験しました。
  ・揺れが大きいとテーブルなどにつかまってうずくまるので精一杯です。
  ・家具に転倒防止を施すこと、戸棚の扉の固定などが減災につながるだろうことを実感しました。

時に楽しく、時に真面目に訓練を行っている間に(起震車からは悲鳴が聞こえてくることもありましたが)、いつも間にか公園内に日が射し、気温も30度を超えるほどの陽気になっていました。

全てのグループが訓練を終えた後の閉会式では神田消防署の方より講評をいただき、このような訓練をやった(毎年行っている)からこそ、いざという時に動くことが出来るのだというお言葉をいただきました。
そして閉会式の後は乾パンや缶詰などの非常用食品の配布があり、各々解散となりました。

(訓練の様子は下の写真をご覧ください)









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