第15回 神田・秋田湯沢七夕絵どうろうまつり
令和4年7月7日(木)と8日(金)に神田駅西口商店街にて『第15回神田・秋田湯沢七夕絵どうろうまつり』が開催されました。
2年に1度開催されるこのお祭りは、秋田県湯沢市で行われている「七夕絵どうろうまつり」の絵どうろうを東京神田へ持って来て行われるもので、西口商店街にある秋田佐竹藩ゆかりの佐竹稲荷神社の縁から始まっています。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催となり
久しぶりの開催とあって多くの人が昼夜問わず訪れていました。
また、今年は七夕当日の開催となり、七夕の雰囲気を存分に味わうことのできるイベントとなりました。
7日(木)はお昼過ぎに商店街に絵どうろうが飾られ、夕方からは神田外語学院前でオープニングセレモニーが行われました。主催・来賓の方たちからお祝いのご挨拶があり、絵どうろうの点灯式が行われました。その後に短冊に願い事を書いて頂き、竹飾りに取り付けました。
こちらの短冊はウクライナ支援の水色と黄色の二色のものと、ハート型のものがあります。
オープニングセレモニーが終わった後は
17:30、18:30の2回にわたって西馬音内(にしもない)盆踊りが開催されました。
西馬音内(にしもない)盆踊りとは
鎌倉時代に源親という修行僧が蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)を勧請し、豊年祈願として踊らせたものという説があります。
これに、関ヶ原の戦いで敗れ滅んだ西馬音内城主小野寺一族を偲び、土着した臣下たちが宝泉寺(西馬音内寺町)の境内で行った亡者踊りがいつの頃からか合流したと言われています。
現在では盆踊りとしては全国初となる国の重要無形民俗文化財に指定され、徳島の「阿波踊り」、岐阜の「郡上おどり」と並んで日本三大盆踊りのひとつに称されています。
西馬音内盆踊りには2種類の衣装がありますが、今回は両方の衣装を着て踊って下さいました。
〈参照「羽後町HP」〉
次に湯沢の物産直売会をご紹介します。
こちらは2日通しで12:00~21:00の間で行われました。
◆湯沢産のお野菜が売られていました。真っ赤な色が目を引くトマトや、通常のサイズの1.5倍はあるきゅうりが並んでいます。実際にきゅうりを買って食べてみたところ、シャキシャキ感はもちろん、みずみずしくそのままでも美味しくいただけました。
◆昆布巻や棒たら煮のように日本海に面しているため豊富な海鮮類、そして山菜を存分に生かした商品が並んでいました。
実際にいただきましたが甘めの味付けをされた昆布に素材の味を生かした山菜やにしんが巻かれていてとても美味しかったです✨
◆ミニ湯沢七夕絵どうろうやこけしなどの工芸品も売られていました。この七夕祭りをご自宅でも楽しめるようなものとなっています。カードケースやタオルのように実用性も抜群なものも売られています。こけしのお顔もとてもキュートです💕
◆いぶりがっこや味噌人参のように、秋田でしか食べることのできないご当地食材もたくさん売られています。いぶりがっこをまるまる一本見るのは初めてだったので感激してしまいました。にんにく塩のようにどんな味がするのか想像つかないようなものも多く売られていて、見ているだけでもとても楽しかったです。
◆秋田名物稲庭うどんも売られていました。太く平べったい麺が特徴で、喉越しが滑らかでとても美味しかったです。麺にはふし麺やかんざし麺など、様々な種類があるそうです。ぜひ食べ比べをしてみたいですね。
◆秋田産のお酒も販売しています。たくさんの種類のお酒が売られていて、大吟醸のお酒までありました。2日目の夕方にお伺いした時には既に多く売り切れていて、在庫が少なくなってしまっていました(やはり神田にお勤めの方々が沢山買っていかれたのでしょうか…!)。お酒が得意でない方に向けてサワーも販売されていましたよ。
豪華プレゼントが当たる大抽選会も西口通り特設会場にて行われました。
抽選券はイベントチラシや物産店でお買い物をした際に貰うことができます。
長い行列も出来ていて、当たりのベルも鳴り響いていました🔔
景品の中には
・湯沢温泉旅館宿泊券 ・お買い物、お食事券 ・湯沢賞(湯沢の物産)
等がありました。
西口商店街の中の装飾もとてもきれいでした🎋
最後にメインの絵どうろうをご紹介します。
様々な絵柄があり、どれも色合いが美しく灯りが非常に映えるものとなっております。
着物の柄も色とりどりとなっており、商店街を並ぶと圧巻の光景になっています。
オープニングセレモニーの際に飾られていたものです。
小さいサイズの絵どうろうも可愛らしいですね
秋田県湯沢市の魅力がふんだんに詰まったイベントになりました。
このイベントを機に、神田駅西口商店街には沢山の魅力的なお店があるので足を運んでいただければ幸いです。
秋田県湯沢市では七夕絵どうろうまつりが8月5日(金)、6日(土)、7日(日)に開催されます。
本場の絵どうろうまつりもぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
次は2年後の2024年開催予定です。
今回おいでになれなかった方はぜひお越しください!!