千代田区・神田公園地区連合町会のサイトです。

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第14回神田・秋田湯沢絵どうろうまつり

平成30年7月5日(木)と6日(金)に神田駅西口商店街にて『第14回神田・秋田湯沢七夕絵どうろうまつり』が開催されました。

2年に1度開催されるこのお祭りは、秋田県湯沢市で行われている「七夕絵どうろうまつり」の絵どうろうを東京神田へ持って来て行われるもので、西口商店街にある秋田佐竹藩ゆかりの佐竹稲荷神社の縁から始まっています。
七夕の織姫と彦星は1年に1度ですが、東京神田と秋田湯沢は2年に1度の再会です。

5日(木)はお昼過ぎに商店街に絵どうろうが飾られ、夕方からは神田外語学院前で”湯沢南家佐竹太鼓”の演奏を合図にオープニングセレモニーが行われました。主催・来賓の方たちからお祝いのご挨拶があり、その後は湯沢市の銘酒で鏡開き。見物客のみなさんも一緒に乾杯し、お祭りスタートとなりました。





乾杯の後も引き続き佐竹太鼓の演奏が行われ、お祭りを盛り上げていきます。迫力の演奏の中、演者さんを見ると若い方もいて、若い世代へ伝統芸能がしっかり継承されているんだなと感心しました。
(後で聞きましたが、お仕事の都合で来れなかった若い人がまだまだいるそうです)


そして、佐竹太鼓に続いて"西馬音内(にしもない)盆踊り"が披露されます。佐竹太鼓の激しさとは打って変わって静かな・流れるような踊りと、顔を隠した衣装が特徴的で、たくさんの人たちがカメラを構えながら見ていました。
(私も踊り終わった後に写真を撮らせていただきましたが、頭巾は装着されたままでした)




午後7時からの佐竹太鼓の本番演奏まで西口商店街をぶらぶら。
絵どうろうや湯沢市の物産直売所を見て回ります。

商店街は絵どうろうと七夕飾りが飾られ、目に鮮やかです。絵柄も作者によっていろいろあり、今風な絵柄も良いアクセントに。通りを歩く人たちも絵どうろうを見上げ、写真を撮り、いつもと違う特別な雰囲気を楽しんでいるように感じました。

物産直売所は商店街の中ほど、佐竹稲荷神社の側に5か所ほどのブースに分かれてお店が出されており、地酒、スイーツ、漬物、稲庭うどん、お米など、どのブースもたくさんの人で賑わっていました。
(私は大好きな稲庭うどんを買いましたが、今思えば他にも色々買っておけばよかったです…)




そして午後7時、神田外語学院前で佐竹太鼓の本番演奏が始まります。
伝統的な演目に加えて、春夏秋冬をテーマにした創作曲、歌ありの秋田音頭などが演奏されましたが、一糸乱れぬ演奏と間近で見る迫力に見入ってしまって1時間があっという間に過ぎていました。最後は観客からアンコールもあり、大盛り上がりのうちにこの日の出番は終了となりました。




演奏も終わってすっかり暗くなったところで商店街へ戻ると、明かりが灯された絵どうろうにより優雅で幻想的な雰囲気になっていました。夕方に見たときもきれいでしたが、やはり日が落ちてからの方が風情を感じます。



翌日6日(金)はギャラリーアートロードで開催された"秋田弁会話教室"へ行ってきました。
先生は湯沢市観光物産協会の佐藤さんと湯沢市のコミュニティFMでパーソナリティを務めるTockeyさんです。
生徒さんは外国人の方も含めた6名で、和気あいあいと秋田の方言を学びました。

※ここに問題の一部を載せておきますので、興味のある方は調べてみてください。
  ㈰ごっつお  ㈪しゃっこ  ㈫おづげっこ  ㈬まま
  ㈭やもの   ㈮かやぎ   ㈯にづげっこ  ㉀なんばん
  ㈷ぼだっこ  ㉂まめのこ  ㉃かいべつ   ㈹にどいも



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絵どうろうや物産品をはじめ秋田の人や言葉に触れ、普段とは違う西口商店街の雰囲気を
味わうとともに、東京にいながら秋田を身近に感じた2日間でした。
実行委員会の皆さまにおかれましてはたくさんのご苦労があるかと思いますが、2年後の
次回も楽しみにしています。ありがとうございました。

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※秋田弁の答え
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   ↓
   ↓
   ↓
  ㈰ごちそう  ㈪おかず  ㈫味噌汁  ㈬ご飯
  ㈭和え物   ㈮鍋物   ㈯煮物   ㉀とうがらし
  ㈷塩じゃけ  ㉂きなこ  ㉃きゃべつ ㈹じゃがいも


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