千代田区・神田公園地区連合町会のサイトです。

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 平成23年3月5日(土)、6年ぶりのイベントとなる「ディスカバー神田公園地区」が開催されました。
 今回のイベントは、神田に住んでいる人、働いている人、学校に通う人、神田をもっと知りたいという人のために、名所・旧跡のほか、神田地区の町歩きの楽しさを演出している建物や店などをスタンプラリーの形で巡っていただくというものです。


午前9時半、米山連合青年部長の開会あいさつでオープニングセレモニーが始まりました。



「昨年の7月から、20町会の青年部長の中で立ち上げた実行委員会で、
毎週検討を重ね、今日の実施を迎えました。
寒いとは思いますが、1時間半ほどの行程です。楽しんで廻ってください。
それぞれのポイントでは、各町会の青年部員がお待ちしています!!」



岩崎連合会長からは、“町を愛するには、その町を良く知ることが始めです。”
そして熊谷連合婦人部長からは、“20町会の中でも、お互いに知らない所があり、
今日は楽しく発見していきたいです。”というご挨拶がありました。



一斉のクラッカーの合図で、いよいよウォークラリーのスタートです。



マップ上の6か所のチェックポイントを廻って『発・見・神・田・公・園』のスタンプをもらいます。

ようやく咲き始めた神田児童公園の
梅の香りに送られます。





マップのヒントを頼りに、御宿稲荷神社にやってきました。
徳川家康が初めて江戸で宿をとった家の庭にあった神祠が、
のちに信仰されたものです。



御宿稲荷のスタンプポイントは、内神田尾嶋公園です。
福引の景品としてミニカー、災害時の非常食、エコバッグなどが並んでいました。


そして、皆さんが嬉しそうに並んでいるこの場所は、慶長元年からの老舗酒屋「豊島屋」さんのビルです。(発祥の地は、現在の鎌倉河岸交差点、碑が建っています。)
有名な白酒と甘酒をいただきます。



ちなみにアルコール度数は、白酒は7%、甘酒はフリー。甘さの中にも上品な深みのある味わいでした。



東京電機大学本館



次に向かった東京電機大学7号館のポイントでは、神田警察署の方がラリー参加者へ「振り込め詐欺被害撲滅」の呼びかけをしていました。

この7号館の場所は、旧神田区役所があった場所です。



今度は靖国通りを渡って、坂を上り、
小川広場へ向かいます。のんびり歩けば2時間弱の全行程。
日差しも出て絶好の散歩日和になりました。


小川広場では、元の小学校(小川小学校)の校庭で遊んで、ポップコーンをいただき、ちょっと一休み。


スタッフの皆さん、ありがとうございます。


靖国通りを戻り、「木でできた建物」へ向かいます。

途中、ラリー参加の水色の袋を持った人たちを見かけると
声をかけたくなりました。




レトロな看板建築のお店を過ぎて、見えてきた「木の建物」の前は賑やかな雰囲気です。

「何かやっているのかしら?」と、ご自宅から出てきたご婦人がお茶に
お招きされていました。
町で“何かやっている”って、いいですね。



江戸時代から長次郎の屋号を継ぐ市場問屋の松本家の建物は、文化庁登録有形文化財になっています。

建物の中はとてもモダンな造りです。


松本家の前にあるポイントでは、おかかとネギのたっぷりかかったお豆腐に舌鼓をうちました。



スタッフと話してマップを確認します。

話をしながら歩くのが楽しい。途中でミカンをいただきました。

最後は神田駅西口の“青の門のところにある土地の神様”佐竹稲荷神社に到着しました。秋田藩佐竹氏が江戸に藩邸を構えたときに、建立された神社です。




ここは、ちょっと離れたスタンプポイントのため、参加者はスタッフの皆さんから大歓迎されました。
なぜか、パターゴルフ(?)で遊ばせてもらって、お菓子やミニ盆栽などがプレゼントされます。
子供たちには大人気のポイントでした。



午後4時、327番目の参加者のゴールを確認して終了になりました。実行委員の皆さま、スタッフの皆さまお疲れさまでした。
救護班として待機していただいた神田消防団第二分団の皆さま長い時間ありがとうございました。
参加された方からのアンケートでは、「楽しかった」「来年も実施して欲しい」という暖かい意見がたくさん寄せられました。


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